築年数が古い家は、地震が起きたときに新しい家よりも倒壊しやすい傾向にあります。
とはいえ、古ければどのような家でも倒壊しやすいわけではありません。
今回は、地震によって倒壊しやすい家の特徴や対応、倒壊しやすい家は売却や買取がおすすめなことについてご紹介します。
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地震によって倒壊しやすい家の特徴
現行の耐震基準は1981年を境に切り替わっており、旧耐震基準の間に建てられた家は倒壊しやすいと言われています。
これは、旧耐震基準と新耐震基準とで想定されている震度が異なるためです。
旧耐震基準で想定されているのは震度5まで、新耐震基準では震度6～7を想定されており、日本では震度6以上の地震も起きる可能性があります。
また、シロアリによって家の柱など木材部分が食い荒らされている家も耐久性が下がっており倒壊しやすいです。
ほかに地震で倒壊しやすい家の特徴として、屋根瓦や後付けの太陽光発電などで屋根が重くなった家などが挙げられます。
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地震によって倒壊した家への対応
地震によって家が倒壊したら、建て直しで対応する場合が多いです。
家が倒壊しても住宅ローンがなくなるわけではないため、建て直しの際は改めてローンを組むことになり、もとのローンの残高によって借りられる金額が異なります。
地震保険に入っていれば、被害状況に応じて補償を受けられるため保険会社に連絡してみましょう。
保険会社による調査で、受けられる補償の金額が決まります。
また、自治体によっては公的支援制度を利用して建て直し費用を工面できる場合もあります。
どの程度の支援が受けられるかは自治体や家全体の被害状況によって異なるため、申請前にチェックし写真などで記録に残しておくと手続きがスムーズです。
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地震によって倒壊しやすい家は売却や買取がおすすめ
倒壊しやすい家は、個人への売却や不動産会社への買取依頼によって早めに手放すのがおすすめです。
個人に売却する場合は、リフォームの内容自体は買主に任せ、その費用を売主が負担する売主リフォーム費用負担物件として売り出すと良いです。
立地が良ければ建物に手を加えなくとも売却できる可能性があります。
土地の売却に焦点を当てる場合、住宅部分をおまけとして捉え、古家付き土地として売ることも可能です。
不動産会社への買取依頼であれば、倒壊しやすい家であっても問題なく買い取ってもらえるでしょう。
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まとめ
地震で倒壊しやすい家は、築年数が古く旧耐震基準準拠の建物やシロアリ被害に遭っている物件などです。
実際に地震で家が倒壊した場合は、新たに住宅ローンを組んで建て直すことになります。
そうなる前に、個人への売却や不動産会社への買取依頼などで家を手放して住み替えるのがおすすめです。
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