土地と建設済みの家がセットで販売される建売住宅は、マイホーム購入時の選択肢のひとつです。
建売住宅を探していると、売れ残っている物件を目にするケースも多く、なぜ売れ残っているのかと気になった経験のある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、建売住宅で売れ残りが発生する理由にくわえ、売れ残りの建売住宅を購入するメリット、注意点を解説します。
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建売住宅で売れ残りが発生する理由とは？
建売住宅で売れ残りが発生する理由の1つ目に挙げられるのが、相場や周りの物件よりも価格が高い点です。
一般的に好条件とされる日当たりの良さや、角地などのために高い価格設定がされていて、そのために売れ残っている可能性があります。
2つ目の理由として、エリア内で住宅の供給過剰となっていることが挙げられます。
分譲地で販売されている建売住宅では、似た条件の住宅が一斉に販売され、需要が供給に追い付いていないケースも少なくありません。
3つ目の理由としては、マイナスポイントが原因となって売れ残っているケースが考えられます。
たとえば日当たりが悪い、災害リスクが高い、生活しにくい間取りであるなどがマイナスポイントです。
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売れ残りの建売住宅を購入するメリットとは？
売れ残りの建売住宅を購入するメリットは、値引きの相談や交渉がしやすい点です。
販売元のハウスメーカーも、中古物件などになってしまう1年以内を目安に、売却させたいと考えるケースが多くあります。
そういったケースでは、値引きの相談や交渉をしやすく、費用を少しでも抑えたい方にはおすすめといえます。
また、建売住宅はすでに建設が完了しているのが一般的であり、室内の様子や外観を実際に確認できる点もメリットです。
壁のひび割れなど、建設後しばらくして発生するような不備に気付ける可能性も高まります。
さらに、売れ残りの建売住宅であれば、入居までの期間が短く済むケースが多い点もメリットです。
新生活にあわせて、すぐに引っ越しを完了させたいと考える方に向いています。
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売れ残りの建売住宅を購入するにあたっての注意点とは？
売れ残りの建売住宅を購入するにあたっての注意点として挙げられるのが、物件の条件が希望どおりであるかどうかです。
立地条件など、マイナスポイントがあるために売れ残っているケースもあるため、そのマイナスポイントを許容できるかどうかの確認が大切です。
また、売れ残りの建売住宅であっても、無理な値下げ交渉はせずに適正価格での交渉を心がけましょう。
相場からかけ離れた価格では交渉がうまくいかず、他の購入希望者に物件が渡ってしまうリスクも考えられます。
さらに、建設が完了してから1年を越えると中古物件となってしまうため、それまでに購入したほうが良いことも注意点のひとつです。
中古物件になってしまうと、新築住宅に適用される10年保証の対象から外れてしまいます。
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まとめ
建売住宅が売れ残っているのには理由があり、立地条件の悪さなどマイナスポイントに起因した理由の場合には、注意が必要です。
一方で、売れ残りならではのメリットもあるため、希望する物件の条件と照らし合わせながら購入を検討しましょう。
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