空き家を所有している方のなかには、買取を検討している方がいるかもしれません。
一般的な不動産売却よりもスピーディーな手続きが可能な買取には、価格などの点でデメリットがあります。
この記事では、空き家買取のメリット・デメリットや、流れについてご紹介します。
空き家買取のメリット
空き家買取には、とにかく早く買い取ってもらえるというメリットがあります。
一般的な不動産売却は3か月程度かかるケースが多いですが、買取であれば依頼から3日~1か月程度で決済可能なケースが多いでしょう。
通常の売却では、老朽化した建物を取り壊してから売却しないと買い手が見つからない場合があります。
一方、買取であれば業者が取り壊しもしてくれる場合があるため、そのまま売却できる可能性があるでしょう。
業者によりますが、家具が残ったままでも買取をおこなってくれるケースがあります。
空き家を売却するために、売主が家具の処分をおこなう必要がないため、スムーズに売却することができます。
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空き家買取のデメリット
空き家買取のデメリットの1つが、買取価格が安くなる点です。
建物の取り壊しをおこなう場合、買取価格は仲介による売却相場の5~8割程度になります。
取り壊しをおこなう場合は、土地の相場価格の8~9割の価格から取り壊し費用を差し引いた価格になるでしょう。
また、不動産の条件によっては買い取ってもらえないケースもあります。
更地価格があまりにも安い不動産など、買取業者の利益がでにくい不動産はなかなか買い取ってもらえません。
そのような不動産は、売主が自分で取り壊しをおこなってから売却する必要があります。
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空き家買取の流れ
空き家買取の最初の工程は「価格査定」です。
買取をおこなう業者が直接査定をおこないます。
査定には、周辺相場から価格を割り出す机上査定と、担当者が現地で直接確認する現地査定の2種類があります。
現地査定には30分~1時間程度、査定後の結果報告には3日~1週間程度かかるでしょう。
売主が査定価格や条件に納得できたら、売買契約を締結します。
契約締結後は、引き渡し・決済をおこない売却完了です。
買取金額の全額は、不動産引き渡し時に受け取ることができます。
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まとめ
空き家買取は、仲介よりも早く空き家を手放すことができ、取り壊しや家具の処分を自分でせずに済みます。
しかし、一般的な相場価格よりも安い価格で買い取られることが多く、場合によっては買い取ってもらえないケースがあるでしょう。
記事で紹介した売却の流れを参考に、空き家買取を検討してみましょう。
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