天井をみて、だいぶ汚れてきたと感じている方はいませんか。
洋室であれば、比較的簡単にリフォームが可能ですが、和室の天井は「敷目天井」と呼ばれる板張りになっているため、簡単な工事ではありません。
そこで今回は、和室の天井をリフォームする際の種類、費用、注意点をご紹介します。
和室の天井をリフォームする方法は3種類
和室の「敷目天井」をリフォームする場合、塗装仕上げ・クロス仕上げ・化粧板張り仕上げの3種類があります。
塗装仕上げは比較的安価で、DIYをしたい方に向いている種類です。
塗装に必要な道具や塗料は、ホームセンターで揃うため、手軽にDIYができます。
ただし、手間がかかるためデメリットと感じる方もいます。
クロス仕上げは、メーカーが販売している豊富な色柄から選べるため、雰囲気もがらりと変えられるのが魅力です。
ただし、天井の損傷が激しい場合には、クロス貼りができない可能性もあるため注意が必要です。
化粧板張り仕上げは、モダンな雰囲気を生み出せるため、インテリアにこだわる方に向いています。
ただし、工事の費用や時間が大きくなるためデメリットと感じる場合もあります。
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和室の天井をリフォームする際の費用
天井の塗装にかかる費用の目安は、6畳で3.5~8.5万円、8畳で4.3~11.2万円、10畳で5.2~13.9万円です。
塗料の種類によって費用が変わり、もっとも使われているエマルションペイントは、1㎡あたり800円~1,700円が相場です。
防カビ機能や消臭機能がある機能性塗料は、1㎡あたり1,900円~3,000円が相場となります。
もっとも高額な塗料は、珪藻土や漆喰などの自然塗料で、1㎡あたり3,000円~5,400円です。
続いてクロス張り替えの場合は、6畳で3.9~4.6万円、8畳で4.4~5.3万円、10畳で4.8~6.0万円となります。
グレードが2種類あり、スタンダードのほうが安く、ハイグレードのほうが高額です。
板張りの場合は、6畳で7.7~50.5万円、8畳で8.4~66.9万円、10畳で9.2~83.3万円となります。
木材の種類は、安価なものから順にプリント合板、天然木化粧合板・無垢木材です。
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和室の天井をリフォームする際の注意点
天井をリフォームする場合は、下地にカビが生えていると補修が必要となり費用がかさむため注意が必要です。
また、築年数が30年を超えている場合は、天井の下地が劣化しているため下処理をおこなうケースもあります。
板張りをおこなう場合は、木材の種類による特性にも注意が必要です。
たとえば、無垢木材は割れやすいため特性を理解した上で選ぶようにしましょう。
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まとめ
和室の天井をリフォームする際の種類と費用、注意点をご紹介しました。
塗装・クロス・板張りの3種類があり、それぞれに費用やリフォーム方法が異なります。
リフォームを実施する場合は、カビの発生による補修費用などがでてくる可能性があるため注意が必要です。
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